パッシブハウスを三井開発で建てた

エコを目指して断熱材の検討など新築住宅のための情報まとめ

えっ!? 注文住宅なのに自分の家のC値を知らないんですか?

私の家のC値は0.63です!(キリッ 

 

この数字を見て、

一条工務店レベルに、エアコンが効きすぎてヤバイ家だな!」

と、気密性がイメージできない方は最後までお読みください。

 

 

今日は、C値の話をします。

 

【C値とは】

家の、隙間の量を意味してます。

 

【C値が低いメリット】

家の隙間が少ない

夏にエアコンの冷気が外に逃げにくい。

 

冷房効果が高くなります!

もちろん冬は暖房の暖気が外に逃げにくくなり、暖房効果アップ!

 

【C値って、普通どれくらい?】

気密性を意識してない一般住宅は10.0と言われています。

45坪の家ならハガキ10枚分の隙間とされます。

 

「ハガキ10枚分の窓が、常に開けっ放し」とイメージできますか?

夏場にエアコン付けてるのに、窓が開いてたら普通は閉めますよね?

一般の家では、それができない状態です。

家を建て替えるまで窓開けっ放しが、ずっと続くんです・・・・。

 

光熱費を下げたいのであれば、気密性の高い家を建てましょう。(切実)

 

【具体的にどうすればC値が下がるの?】

・気密テープで隙間を埋めましょう!

 

雑にテープしてはいけません、隙間やシワ無く綺麗に。

材料費もですが、手間代がアップ!

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・パテで隙間を埋めましょう!

 

人間が切る木なんですから、ズレがあるのは当然です。隙間を埋めよう!

床下から配線持ってくる時の小さな穴ももちろん!

材料費もですが、手間代が(略

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施主様が手を出すと、保証関係がこじれるので、もちろん出すのは意見だけで!

 

・機械で家を作ろう!??

 

我が家では、「大型パネル工法」を用いることができました。

普通、家って大工さんが現場で木を切って建てますよね?

それを冷房の効いた工場施設内で、テーブルの上で行うんです。

すると、精度の高いカットや組み立てができます。

 

家丸ごとは持ってこれないので、1枚のパーツ単位で作って持って来て、クレーンで釣ってはめ込むのです。

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大型パネル工法については、別の記事で詳細を語ります!

 

最終的に「どこまで妥協しないか」が気密性を向上させると思います。

 

<注意!!>

この記事を理解していただいた方なら、気密性向上のために動き出さなきゃ!!と燃えていると思います。

 

でも、「あれをしたい!これをしたい」と施主がいくら言っても、ハウスメーカーは社内規則やら一条ルールやらで決められたルール内でしか動けないと思います。大手であればあるほど、その傾向は強いと思います。

 

その点、三井開発(さいたま市)では、「前例が無いから無理」「社内規則に抵触します」などと言わずに私のアイディアに耳を傾け「検討会議をし」「コストに見合う成果が得られるか」まで考え、私の望みを叶えてくれました。

 

何度も比較してしまいますが、一条工務店などの大手ハウスメーカーと同等かそれ以上の品質で、家は建てられるということです。

そう、三井開発ならね。