パッシブハウスを三井開発で建てた

エコを目指して断熱材の検討など新築住宅のための情報まとめ

最強の建築会社「一条工務店」を断った理由

アクセスの7割がこの記事に集中していたので加筆修正しました。

この記事はあくまで個人の感想であり企業や団体を代表する意見ではありません。

 

 

一条さんを断った今でも思います。

一条工務店は「最強」の一角であると。

 

彼女(現在の妻)と一緒に住宅展示場(さいたま市)に行ったとき、「一条さんだけは必ず見たい」と伝えたんです。なぜかって?

 

  昭和55年基準 平成4年基準 平成11年基準 一条工務店
Q値 8.3 4.6 2.7 0.5

 

Q値が世界最高水準の0.51W/m^2

 

ざっくり言うと、住宅の成績表が優良だということです。

一般的な築20年の家と一条の新築で、9倍の性能値があるということ。

バブル世代との差は16倍以上!!

 

<展示場まで行ったが、解決されなかった疑問点>

・ 公表されているQ値が高すぎない?

・あまりにもブッチギリの性能すぎない?

 ・断熱材はフィリピンで自社製造、性能評価は自社のみで他社からは無し。

・他の建築メーカーは、なぜ一条の断熱材を採用しないんだろう??

 

 

Q値とは(このブログにたどり着くレベルの方は既に知っていると思いますが)

・・・・家から逃げる熱の量を床面積で割ったもの。

「吹き抜け」や「平屋」だと不利に働く場合があり正しい評価とはいえません。

 

そこで生まれたのがUA値。これは、外皮面積といって、壁の面積で割ったもの。

UA値の方が、よりリアルな性能評価ができます。ということで最近はUA値を住宅性能評価に使うようです。スェーデンハウスさんのHPが見やすかった気がします。

 

だからって、Q値、UA値だけにとらわれないで><

家から空気の抜ける量を表す、C値というのもあります。

せっかく温めた空気がガンガン抜けていったら意味ないから!!

 

で、なんで一条さんを断ったかというと

 

1.土地を自力で見つけないといけないから。

2.建物が高いので、土地にさける予算が減るから。(性能もその分良い)

3.上記の疑問点4つがもやもやしているから。

 

一条さんで30坪の家を建てると、我が家の予算(総額4,000万円)では、土地を1,300万で見つけないといけなくなってしまうのです。

 

1,300万の土地というと、駅から徒歩40分だったり、日当たりが絶望的だったり、危険なエリアとの境目だったりと条件が悪いので、お断りしました。

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一条さんのインテリアや、全館床暖房とかすごい好きだったんですけどね。

 

<こんな人におすすめ>

・土地を最初から持ってる方(譲り受けた方)

・お金なんて湯水のようにわいてくる方 

・上記2点を満たし、電化製品の「スペック詳細」を見るのが好きな方